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エネ特別委設置 島根県議会委が否決

 島根県議会(定数37)は11日の議会運営委員会(9人)で、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の稼働の是非や再生可能エネルギー普及などを審議する県エネルギー問題調査特別委員会の設置を否決した。

 最大会派の自民党議員連盟(21人)の生越俊一氏が「島根原発2号機は再稼働に向け国の審査中。現段階では成熟した議論が期待できない」と主張。設置を要求した民主県民クラブ(8人)の山本誉氏は「原発の立地道県の多くが特別委を設けている」と反論した。採決の結果、賛成2、反対6で否決された。

 地方創生・行財政改革調査特別委員会(18人)と中山間地域・離島振興特別委員会(同)は設置を決めた。

(2015年6月12日朝刊掲載)

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