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原爆病院に出張 髪美しくカット 南区の美容室

■記者 山本賢二朗

 広島市中区の広島赤十字・原爆病院で20日、南区のニュー双葉美容室の美容師がボランティアで入院患者の髪を整えた。

 沖絹子社長たち美容師7人が訪れ、入院患者約50人に「早く元気になってください」などと声をかけながら髪をカットしたり、パーマをかけたりした。被爆者の藤浦キヨ子さん(85)=南区=は「さっぱりした」と笑顔だった。

 同美容室は1957年から原爆の日と正月を前に出張奉仕している。沖社長は「みなさんの笑顔でこちらも元気になる。今後も続けたい」と話していた。

(2011年7月21日朝刊掲載)

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