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原発事故からの避難方法考える 山口県田布施 20日講演会

 原発事故や自然災害発生時の避難について考える講演会が20日午後1時半から、山口県田布施町下田布施の町商工会館サリジエである。避難計画に詳しい民間団体「環境経済研究所」(東京)の上岡直見代表が講師を務める。

 演題は「地震・津波・原発事故からの避難計画」。災害時に予想される交通渋滞などの課題や、避難ルートを確認しておく必要性などを紹介する。福島第1原発事故を教訓に、中国電力が上関町で計画する上関原発や四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で事故が発生した場合の影響についても検証する。

 光市の住民グループ「災害の避難計画を考える会」主催。仲山哲男代表(56)は「万が一を想定した備えを考え、意識を高め合いたい」と呼び掛ける。

 資料代800円。仲山代表Tel090(3812)7125。

(2015年6月12日朝刊掲載)

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