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　集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法案に反対する広島県東部集会が１４日、福山市のＪＲ福山駅前であった。九条の会・福山のメンバーたちが呼び掛け、約３００人（同会発表）が参加した。

　参加者は「ここが日本の分かれ道」「憲法９条を捨ててはいけない」などと声を上げた。「戦争反対」と記されたゼッケンを着けたり、「違憲」と書かれたのぼりを掲げたりして駅周辺を歩き、通行人に訴えた。

　九条の会・福山の村田民雄さん（６７）は「国の方向性を揺るがすような法律を短期間で決めようとしている。憲法違反という声を受け止めてほしい」と話した。

（２０１５年６月１６日朝刊掲載）