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巨匠らが問う 戦争と平和 シネマ尾道で来月11日対談 大林宣彦監督 塚本晋也監督

 広島県尾道市出身の大林宣彦監督(77)と映画「野火」の塚本晋也監督(55)の対談が7月11日、尾道市東御所町の映画館「シネマ尾道」である。戦後70年の節目を迎え、「次代へ伝える戦争と平和」をテーマに語る。(村島健輔)

 午前10時から「野火」、午後1時半から大林監督の「野のなななのか」を上映。各回の後、両監督が約1時間対談する。また、午後6時半から「野火」を上映後、塚本監督が舞台あいさつする。

 「野火」は大岡昇平の戦争体験を基にした小説が原作。第2次世界大戦末期のフィリピンで極限状態に追い込まれた日本兵を描く。7月25日から全国で公開される。「野のなななのか」は、旧ソ連と日本の戦争をテーマに平和の意味や死について問う。

 定員は各回112人。1800円(高校生以下無料)。2作連続の鑑賞は3400円。

(2015年6月20日朝刊掲載)

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