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■記者　野田華奈子

　広島市は２６日、８月６日の平和記念式典を欠席する潘基文（バンキムン）国連事務総長の代理で、セルジオ・ドアルテ同軍縮担当上級代表が出席すると発表した。

　ドアルテ氏は２００７年から３年連続で事務総長の代理として出席。さらに昨年は、初めて参列した潘事務総長の随行を務めた。今年は潘事務総長のメッセージを代読する。

　今年の式典には、これまでに６８カ国と欧州連合（ＥＵ）の代表が出席の意向を表明。核保有国では、英国、ロシア、フランスは代表が出席。昨年初めて参列した米国のほか、中国、パキスタンからは回答がない。インドは欠席。事実上の核保有国のイスラエルは参列する。北朝鮮からは回答がない。

（２０１１年７月２７日朝刊掲載）