理事長に丹羽氏就任 放影研
15年6月23日
被爆者の健康影響を調査する放射線影響研究所(放影研、広島市南区)は22日、大久保利晃理事長が退任し、京都大名誉教授で、福島県立医大客員教授の丹羽太貫氏が新理事長に就いたと発表した。就任は20日付で任期は2年間。
米ワシントンで18、19日に開かれた評議員会で決まった。丹羽氏は、放射線生物学が専門。広島大原爆放射能医学研究所(現原爆放射線医科学研究所)教授や、京都大放射線生物研究センター教授、放影研の評議員などを歴任した。
2005年から理事長を務めた大久保氏は、放影研に残り、福島第1原発事故の作業関係者の健康影響調査に携わるという。
評議員会では他に、ロイ・ショア副理事長が退任し、主席研究員で米国人のロバート・ウーリック氏が就くことも決まった。
(2015年6月23日朝刊掲載)
米ワシントンで18、19日に開かれた評議員会で決まった。丹羽氏は、放射線生物学が専門。広島大原爆放射能医学研究所(現原爆放射線医科学研究所)教授や、京都大放射線生物研究センター教授、放影研の評議員などを歴任した。
2005年から理事長を務めた大久保氏は、放影研に残り、福島第1原発事故の作業関係者の健康影響調査に携わるという。
評議員会では他に、ロイ・ショア副理事長が退任し、主席研究員で米国人のロバート・ウーリック氏が就くことも決まった。
(2015年6月23日朝刊掲載)