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夏至の暗闇 エコ誓う 原爆ドームなど消灯イベント 広島市中区

 一年で最も昼間が長い夏至の22日、全国の公共施設や観光名所などで、夜間の照明を消すライトダウンイベントがあった。

 広島市中区の原爆ドームでは午後8時、建物を照らしていた照明が消え、暗闇の中にドームのシルエットが浮かび上がった。市はこの日、管理する公共施設25カ所で1~2時間、夜間照明を消した。

 中国地方ではこの他、福山城(福山市)や岩国市役所(岩国市)も明かりを落とした。

 ライトダウンは、地球温暖化防止への意識を高めてもらおうと、環境省が2003年度に始めた。自治体や企業に呼び掛け、今回は全国で約2万2千施設が参加した。(山本乃輔)

(2015年6月23日朝刊掲載)

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