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杉原千畝氏の勇気学ぼう ホロコースト記念館 シンポ・講演 福山 27日・来月4日

 福山市御幸町のホロコースト記念館は、外交官杉原千畝氏(1900~86年)に関するシンポジウムを27日、講演会を7月4日に、いずれも同館で開く。ナチス・ドイツの迫害を逃れたユダヤ人にビザを発給し、約6千人を救った杉原氏の行為にスポットを当てる。

 第2次世界大戦中、駐リトアニア領事代理を務めていた杉原氏は、ユダヤ人に日本通過を認める「命のビザ」を発給した。

 27日のシンポは午後2時から約2時間。杉原千畝記念館(岐阜県八百津町)の国枝大索館長とホロコースト記念館の大塚信館長が「杉原千畝氏の決断と行動から学び、伝える」をテーマに語り合う。

 7月4日は午後2時から約2時間、杉原氏の義理の娘で、NPO法人「杉原千畝命のビザ」(東京)の杉原美智理事が講演する。

 いずれも小学生以上が対象で定員100人。無料。事前申し込み不要。同館Tel084(955)8001。

(2015年6月24日朝刊掲載)

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