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「はだしのゲンが見たヒロシマ」 中沢さんの体験上映 あすから

 漫画家の中沢啓治さん(72)の被爆体験を追ったドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」が30日~8月5日、広島市中区の八丁座で上映される。初日は中沢さんが舞台あいさつする。

 中沢さんが被爆直後の自身の足取りをたどり、肉親を失った壮絶な体験や、今なお変わらぬ原爆と戦争への怒りを語る約80分の作品。中沢さんの自伝的作品「はだしのゲン」の原画も織り交ぜる。

 広島市でNPO法人の代表を務める渡部朋子さんが企画。東京の映画配給会社「シグロ」などが制作し、4月に完成した。

 30日は午後2時15分上映開始。続いて中沢さんが舞台あいさつする。31日以降は午後3時55分から上映する。1500円。高校生以下と60歳以上は千円。チケットは鑑賞日の3日前から八丁座で販売している。Tel082(546)1158。

(2011年7月29日朝刊掲載)

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