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中電株主総会を山口知事欠席へ 行使書は白紙提出

 山口県の村岡嗣政知事は24日、県が筆頭株主である中国電力の25日の株主総会を県として欠席し、保有する約3400万株(発行済み株式の9・2%)の議決権行使書を白紙で提出したと明らかにした。同様の対応は5年連続。

 村岡知事は「県として会社の経営に関与、参画せず、中立的な態度を取っている。ことしもこの基本姿勢で対応したい」と述べた。

 行使書を白紙提出すると、会社提案の議案に賛成と見なされる。総会には、原発に反対する株主でつくる市民団体が、原発からの撤退を求める議案を提案すると表明している。

(2015年6月25日朝刊掲載)

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