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永井隆平和賞 作文など募る 故郷の雲南市

 長崎で被爆し、病床から平和を訴え続けた永井隆博士(1908~51年)の故郷の雲南市は7月1日から、全国の小中高生と一般を対象に、「永井隆平和賞」の作文や小論文を募集する。31日まで。

 テーマは愛と平和に対する考えやメッセージ。小学生低学年(1~3年)、同高学年(4~6年)、中学生、高校生、一般の計5部門。小学生は400字詰め原稿用紙2、3枚、中学生は同4枚以内の作文。高校生は同4枚、一般は同5枚以内の小論文。最優秀賞には、小学2部門は5万円の図書カード、中学生以上の各部門は10万円の旅行券が贈られる。発表式典は9月13日に同市である。

 同賞は、永井博士の精神を次世代に伝えようと1991年に創設され、25回目。昨年は19都道府県から1270点の応募があった。同市教委は「ことしは戦後70年。多くの人に応募してもらいたい」と話す。

 応募は〒690―2404雲南市三刀屋町三刀屋199、永井隆記念館内「永井隆平和賞係」。市教委社会教育課Tel0854(40)1073。

(2015年6月25日朝刊掲載)

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