上関原発の建設撤回を訴え 中電本社前で祝島住民ら
15年6月29日
中国電力が山口県上関町で計画する上関原発に反対している同町の住民や市民団体の計約70人が25日、株主総会のあった広島市中区の中電本社前で、建設の白紙撤回を訴えた。
同町の祝島から約50人が訪れた。株主が会場に向かう中、「美しい海を守ろう」などと書いたボードやのぼりを掲げ、「原発反対」などと声を上げた。
上関原発を建てさせない祝島島民の会の山根善夫事務局長(65)は「住民の声に誠実に耳を傾けない中電の姿勢に、疑問が一層募った。引き続き白紙撤回を訴えていく」と話した。(村上和生)
(2015年6月26日朝刊掲載)
同町の祝島から約50人が訪れた。株主が会場に向かう中、「美しい海を守ろう」などと書いたボードやのぼりを掲げ、「原発反対」などと声を上げた。
上関原発を建てさせない祝島島民の会の山根善夫事務局長(65)は「住民の声に誠実に耳を傾けない中電の姿勢に、疑問が一層募った。引き続き白紙撤回を訴えていく」と話した。(村上和生)
(2015年6月26日朝刊掲載)