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平和の願い 球場でつづる マツダスタジアムで募集 ピース・アクト・ヒロシマ

 中国新聞社は27日、広島から世界へ発信する平和メッセージの募集を、広島市南区のマツダスタジアムで始めた。被爆70年プロジェクト「ピース・アクト・ヒロシマ」の一環。スタジアムである8月16日までのホームゲーム全21試合で続け、来場者に平和を願う言葉をつづってもらう。

 三塁側コンコースに記入台を設け、前田健太投手たちが平和への思いを書いた色紙を持つポスターも掲示した。カープファンだけでなく、この日の対戦相手だった中日ファンもハトの形をした紙に色とりどりのペンでメッセージを書き、応募箱に入れていた。

 両親と訪れた安芸高田市の向原小2年垣原藍さん(7)は「みんな笑顔でいられますように」と丁寧に書き込んでいた。

 各試合日とも、七回裏に受け付けを終える。メッセージは世界160の国と地域の約6700都市が加盟する平和首長会議に届ける。(川上裕)

(2015年6月28日朝刊掲載)

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