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「歩こう広島まで」参加者募る 被爆者避難路 島根県邑南からたどる 8月4日正午出発→5日午前8時・平和公園

 70年前、広島市で被爆した人たちが邑南町へ避難した道のり約70キロを逆にたどる「歩こう広島まで」が8月4、5日にある。主催の町公民館連絡協議会が中学生以上の参加者60人を募集している。

 4日正午に出羽公民館を出発。けがを負い故郷を目指した被爆者を思いながら国道261号、54号などを歩く。広島県北広島町、安芸高田市、広島市安佐北区を経て5日午前8時ごろ、同市中区の平和記念公園に到着し、原爆の子の像に折り鶴をささげる。途中で夕食や休憩、仮眠の時間もある。

 1988年から毎年続けてきた催し。昨年は島根、広島両県の12~67歳の64人が参加した。7月30日午後6時から出羽公民館で事前学習会がある。行程の説明のほか、被爆者から体験談を聞く。

 参加費2千円。7月24日までに出羽公民館に申し込む。同公民館Tel0855(83)0912。

(2015年6月30日朝刊掲載)

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