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世界の指導者に被爆地訪問要望 自民議連、外相に決議文

 自民党の「被爆者救済を進める議員連盟」(河村建夫会長)は30日、外務省で岸田文雄外相と面会し、世界の政治指導者の被爆地訪問を求める決議文を提出した。

 河村会長をはじめ、寺田稔氏(広島5区)たち計4人が訪問。河村会長は、来年の主要国首脳サミット(伊勢志摩サミット)に先立つ外相会合の広島市開催の決定などを踏まえて「(首脳を含む)指導者の被爆地訪問を引き続き訴えてほしい」と強調した。岸田氏は「核兵器のない世界に向けて、国際社会をリードしたい」と答えた。

 決議文には、原爆症認定制度の見直しをはじめとする被爆者援護策の抜本的な拡充も盛り込んでいる。6月12日に菅義偉官房長官にも提出した。

(2015年7月1日朝刊掲載)

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