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長岡で平和学習交流 「ひろしま国」記者 中学生2人新潟へ

■記者 増田咲子

 中国新聞の定期連載「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」のジュニアライター2人が31日、平和学習に取り組む新潟県長岡市立南中の招きを受け、3泊4日の日程で長岡市を訪れた。同市などでつくる実行委員会主催の平和フォーラムに参加し、被爆地広島での活動を紹介。南中の生徒と平和をテーマに意見交換もする。

 広島大付属中3年大林将也君(14)と府中中3年坂本真子さん(14)で、この日は長岡戦災資料館を、同館顧問の古田島吉輝さん(75)の案内で見学。長岡市は1945年8月1日、空襲により約1480人が亡くなった。2人は遺影や被災写真などから被害を学んだ。

 1日にあるフォーラムでは、平和のためにできることを発表。2日は、修学旅行で来春に広島を訪れる南中の生徒と交流する。大林君は「戦争は二度と起こしてはいけない」と語り、坂本さんは「原爆のことをしっかり伝え、平和について考えたい」と話していた。

(2011年8月1日朝刊掲載)

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