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8・6式典出席 米首席公使で調整

 6日の広島市の平和記念式典に、米政府がズムワルト駐日米首席公使を派遣する方向で調整していることが1日、関係者への取材で分かった。

 8月9日の長崎市の平和祈念式典にもズムワルト氏が出席する方向で調整が進んでおり、実現すれば米代表が初めて同じ年の両被爆地の式典に参列することになる。昨年は、広島の式典にルース駐日大使が米政府代表として初めて出席したが、長崎の式典は「スケジュールの都合」を理由に挙げて欠席した。

 広島市は、今年の式典参列を152カ国に呼び掛け、7月15日時点で計68カ国が代表の参列を表明している。

 昨年の式典は過去最多の74カ国の代表が参列した。

(2011年8月2日朝刊掲載)

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