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島根県が中電に聞き取りも 島根原発記録偽造 調査方針表明

 島根県は3日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)で6月30日に明らかになった低レベル放射性廃棄物の処理に必要な記録の偽造問題について、中電側の原因調査や再発防止策などの状況に応じて、聞き取りや立ち入り調査をする考えを明らかにした。

 この日の県議会総務委員会で、岸川慎一防災部長は今回の偽造問題の経緯を説明し「地域住民の信頼を損なう重大な案件」と強調。中電との安全協定に基づき30日、原発も立ち入り調査したことなどを報告した。

 県は、今回の問題の調査結果が中電側でまとまった後、文書であらためて安全確保に向けて申し入れをするとしている。

(2015年7月4日朝刊掲載)

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