×

ニュース

平和と三次 絵にしたよ 握手・鵜飼い・ピオーネ… 十日市小5年生

 広島県三次市十日市中の十日市小の5年生108人が、「平和」と「三次」をテーマに5メートル四方の布に絵を描き、3日、全校児童にお披露目した。国内外の子どもの絵を縫い合わせて「世界一大きな絵」にするプロジェクトに協力した。

 三次名物の鵜飼(うか)い、ピオーネ、ヒマワリに囲まれた笑顔の親子やお年寄り。頭上にはハトや折り鶴が舞い、シェークハンドを大きく描いて平和への願いを表現した。

 5年生全員で図案を考え、図工の時間などを使ってクラスごとにポスターカラーで鮮やかに仕上げた。松川享平君(10)は「事件とかがなくなるように、みんなで協力して楽しく描いた」。

 絵は、東京のNPO法人アース・アイデンティティー・プロジェクツへ送り、各地の作品と縫合。8月10日には広島市中区の広島グリーンアリーナで披露される。(松本大典)

(2015年7月6日朝刊掲載)

年別アーカイブ