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「原爆の日」ピースナイター カープ全員 背番号「86」 胸にPEACE/袖にはドーム

 8月6日の原爆の日にマツダスタジアム(広島市南区)であるプロ野球の広島東洋カープ―阪神戦で、カープの監督やコーチ、選手ら全員が背番号「86」の同じユニホームを着て、試合に臨むことが4日、分かった。当日は、平和と核兵器廃絶を訴える「ピースナイター」として開催。プロ野球界から平和への願いを発信する。

 ユニホームはホーム用と同じ白地で、胸には赤で「PEACE」の文字が入る。背番号の上には、選手名の代わりに「HIROSHIMA」と記され、袖には原爆ドームのイラストが描かれたワッペンが付く。帽子には「白いハト」をあしらう。

 セ・リーグの公式戦で、全員が同じ背番号のユニホームを着用するのは初となる。球団は6日、ユニホームの詳細を記者発表する。(小山頭)

(2015年7月5日朝刊掲載)

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