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被爆体験 高校生が朗読 井口高放送部 資料館で舞台

■記者 赤江裕紀

 広島市西区の井口高の放送部員が、中区の原爆資料館東館のメモリアルホールで2日にある朗読会「ヒロシマを朗読する」に出演する。ひろしま音読の会(森岡三恵代表)などの主催で、1日に会場でリハーサルをした。

 1、2年の計7人が、音読の会の9人、同会準会員の2人と一緒に舞台に立つ。当時の小学生や17歳の女性の詩、被爆体験記を披露する。リハーサルでは、兄弟の死を悲しむ子どもの思いや、焼け野原となった町の様子などを強弱をつけて読み上げた。

 部長の2年吾野(ごの)はるかさん(16)は「当時の悲惨な状況が来場者に伝わるように心掛けたい」と意気込んでいる。開演は午後6時。入場無料。

(2011年8月2日朝刊掲載)

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