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歴史や文化 ベトナム講座 19日から東広島 戦争終結40年で平和友好協

 ベトナム戦争終結40年のことし、東広島市の広島ベトナム平和友好協会は、ベトナムの歴史や文化に触れるさまざまな学習会やイベントを催す。

 「ベトナムがく しみん講座」と題して5講座を予定している。初回は19日午後1時半から。国際医療協力山口の会(下松市)の岩本功会長を招き、ハノイ市の病院への医療支援活動などについて話してもらう。枯れ葉剤被害を題材にしたドキュメンタリー映画の上映もある。

 2回目以降は、9月6日=広島大助教によるベトナムと日本の関わり紹介▽11月1日=ベトナム人歌手の平和コンサート▽12月20日=ベトナム料理の調理体験▽来年3月27日=ベトナム検定。全て受講した人に記念品を贈る。

 いずれも同市西条栄町の中央生涯学習センターで開く。各回の定員は初回100人、コンサートが900人で、その他は50人。受講料は各回500円(コンサートは除く)で、調理体験の材料費は別途必要になる。

 協会は2009年に市議たちが結成、ベトナムに関心のある県内の個人会員55人と企業などの法人会員11団体が運営を支えている。同国の少数民族の若者に高校の3年間、月額10ドルの奨学金を贈る活動を続けていて、ことしも8月末まで出資者を募っている。協会事務局Tel082(423)7235。(森岡恭子)

(2015年7月6日朝刊掲載)

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