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[戦後70年 継承しまね] 満蒙開拓団映画 松江で18日上映

 戦時中の満蒙(まんもう)開拓団を描いた「望郷の鐘」の上映会が18日、松江市殿町の県民会館である。戦後70年を機に、戦争と平和について考えてもらおうと、松江キネマ倶楽部(くらぶ)などが企画した。

 映画は、終戦間際の1945年5月、開拓団の一員として満州(中国東北部)に渡った長野県の住職の物語。シベリア抑留を経て帰国し、中国残留孤児の帰国運動に尽力した生涯をたどる。

 102分。上映は午前11時と午後2時の2回。松江キネマ倶楽部は「開拓団の苦労を知り、世の中を見つめ直すきっかけにしてほしい」としている。

 一般1700円(前売り1400円)。小中高生、障害者手帳を持つ人は千円(介助者1人無料)。事務局Tel090(2003)6623。

(2015年7月6日朝刊掲載)

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