×

ニュース

平和の願い世界に届け 「TAU」で募集開始 中国新聞社

 中国新聞社は6日、被爆70年プロジェクトの「ピース・アクト・ヒロシマ」の一環で世界に向けて発信する平和メッセージの募集を、東京・銀座の広島県のアンテナショップTAU(タウ)で始めた。来月16日まで。

 店舗の1、2階をつなぐ階段の踊り場に応募箱を設けた。ハトの形をした専用の用紙にメッセージを書き込む。壁には応募を呼び掛けるポスターが張られ、買い物客はポスターに登場する広島東洋カープの前田健太投手たちが寄せた平和への思いに目を留めていた。

 友人と訪れた東京都世田谷区の自営業大村聡志さん(38)=福山市出身=は「東京にいると、8月6日を特別に意識している人が少ないと感じる。首都圏のカープファンとともに、平和と優勝を分かち合いたい」と応募していた。

 メッセージは、6733都市が加盟する平和首長会議(事務局・広島平和文化センター)から各都市に届けられる。(藤村潤平)

(2015年7月7日朝刊掲載)

年別アーカイブ