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中国新聞社平和新聞 朝読書に活用 福山の盈進中高

 福山市千田町の盈進中高は6日、中国新聞社が制作した中学・高校生向けの平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」を、朝読書の時間に精読する活動を始めた。10日まで続ける。

 中学1年から高校3年までの約1200人が午前8時20分から10分間、机の上に新聞を広げ、被爆体験や世界各国の核兵器保有数に関する記事を真剣な表情で読んだ。

 中学2年洲崎杏美さん(13)は「被爆者は戦後も差別や病気に苦しんだことが分かった」と話していた。

 「学ぼうヒロシマ」はタブロイド判、カラー24ページ。中国新聞社は県内の全ての中学生、高校生に配っている。英語のページもあり、盈進中では英語の授業でも活用する予定という。

(2015年7月7日朝刊掲載)

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