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大和の意義や日米関係 討論 ミュージアム開館10年 来月記念シンポ 呉

 4月に開館10周年を迎えた呉市の大和ミュージアムは8月29日、記念シンポジウムを同市中央の市文化ホールで開く。一般の観覧者を募っている。

 「終戦70年を語り継ぐ」と題し、東京工業大教授の池上彰氏が司会進行を務める。パネリストは、作家でミュージアム名誉館長の半藤一利氏、熊本県立大理事長の五百旗頭真氏、ミュージアム館長の戸高一成氏。太平洋戦争を振り返り、呉で建造された戦艦大和の位置付け、戦前戦後の日米関係の変化などを話し合う。日本の近代産業史や数多くの戦争資料を収集するミュージアムのこれからの役割も論じる。

 午後1時半~4時。2部構成で、シンポに先立ち30分間、10周年の記念式典を開く。

 往復はがきに郵便番号、住所、名前、年齢、電話番号、同行者がいる場合は名前(1人に限る)を記し、〒737―0029呉市宝町5の20、大和ミュージアム「シンポジウム係」へ申し込む。7月24日必着。1人1通に限る。定員千人程度で無料。応募多数の場合は抽選する。

(2015年7月8日朝刊掲載)

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