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平和を願い児童ら千羽鶴 本郷小 11月、被爆ピアノ演奏会場飾る 三原

 広島県三原市本郷北の本郷小の全児童約350人が7日、同校でおりづる集会を開き、千羽鶴を折った。ほんごう子ども図書館(本郷南)が被爆70年に合わせて11月8日に地元で開く被爆ピアノコンサートの会場に飾られる。

 高学年が低学年に折り方を指導しながら、色とりどりの折り鶴を1人2、3羽ずつ仕上げた。6人掛かりで高さ約1・1メートルの折り鶴1羽も作った。6年清水亮太君(12)は「70年前の戦争で亡くなった人を思って折った。平和な時代が続いてほしい」と話していた。

 同館の呼び掛けに協力した。6年生45人は今後、平和を題材にした紙芝居も作り、コンサート会場で披露する予定。コンサートは本郷生涯学習センター(本郷南)であり、地元のコーラスやオカリナのグループなども出演する。(山本庸平)

(2015年7月8日朝刊掲載)

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