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平和大行進が山口県内入り 和木・岩国 核兵器廃絶を訴え

 核兵器廃絶などを訴えて広島市から長崎市までリレーで行進する日本原水協などの「国民平和大行進」の一行が7日、和木町に到着した。10日間かけて県内を歩き、16日に福岡県に引き継ぐ。

 広島県境の和木町の栄橋付近で、引き継ぎ式があった。県原水爆禁止国民平和大行進実行委員会の藤永佳久実行委員長(62)が「憲法9条を生かし、核兵器の全面禁止を呼び掛けよう」とあいさつした。

 山口側の労組や平和団体などの約30人が、広島側から「なくそう核兵器」などと書かれた横断幕を引き継いだ。一行はその後、町役場や岩国市のJR岩国駅まで約6キロの道のりを歩いた。大行進は8月6日に長崎市にゴールする。(増田咲子)

(2015年7月8日朝刊掲載)

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