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原子力安全顧問に名大院の太田教授 島根県が委嘱

 島根県は8日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の稼働に対する意見を聞く県原子力安全顧問に、名古屋大大学院医学系研究科の太田勝正教授を新たに委嘱したと発表した。

 放射線防護学と放射線看護学の専門家。前任の東京医療保健大の伴信彦教授の辞任に伴う人事で、顧問の人数は17人態勢が維持される。

 任期は同日から2016年6月30日まで。県によると、事前の自己申告調査で電力会社からの50万円以上の寄付(過去3年)など欠格要件への該当はなかったという。

(2015年7月9日朝刊掲載)

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