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核廃絶を若者も学んで 原爆被害者友の会、盈進中高と協定 福山

 広島県福山市の被爆者や被爆2世たちでつくる、市原爆被害者友の会は10日、同市千田町の盈進中高と協定を結んだ。同会は今後、同校の生徒に活動に参加してもらったり、同校の平和学習に協力したりする。

 協定は、核兵器廃絶と戦争のない社会を目指した連携を目的としている。同会が市内の学校に協力を呼び掛け、同校が応じた。

 この日、同校の玄関前で調印式があった。同会の藤井悟会長は「幅広い市民と連携するための第一歩となる。若い世代に被爆の実相を知ってもらいたい」、菅龍人校長は「平和のために自分たちに何ができるかについて、生徒が考えるきっかけを増やしたい」と話した。(小林可奈)

(2015年7月11日朝刊掲載)

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