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14ヵ国の子描く戦のない世界 本川小で絵はがき展

 世界の子どもたちが平和をテーマに描いた絵はがきの展示会が、広島市中区の本川小学校平和資料館で開かれている。平和活動に取り組む米国のNPO法人「インターフェース・パス・トゥー・ピース」のメンバー3人が広島を訪れ、初めて開催。8日まで。

 米国や英国、アフガニスタンなど14カ国の子どもの作品約800枚が並ぶ=写真。イランの子どもは大樹の枝で小鳥がさえずる風景を、フランス領ニューカレドニアの子どもは人々が手をつなぎ地球を支える様子を描いている。

 同法人は2008年から各国の小学校などにはがきを送り、絵を描いてもらう活動を続けている。アラン・ウェイス理事長(70)は妻アンナさん(72)とともに「国や宗教は違っても平和を願う子どもの気持ちは同じ。広島の市民に感じてほしい」と話していた。(教蓮孝匡)

(2011年8月4日朝刊掲載)

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