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原水禁の全国行進 平和公園着

 核廃絶を全国で訴えてきた原水禁国民会議などの「非核・平和行進」が3日、ゴールである広島市中区の平和記念公園に到着した。  南区方面から約150人が約8キロ、西区方面から約80人が約4キロを行進。「原子力依存をやめ核のない社会を実現しよう」などと呼び掛けた。福山市職員の河崎喜水さん(25)は「東日本大震災や原発事故の被災者のみなさんが早く日ごろの暮らしを取り戻せるよう願って歩いた」と話した。

 行進は西日本が5月15日に沖縄県、東日本が6月4日に青森県でスタート。各都道府県原水禁などが取り組んできた。この日は、連合と核禁会議の約250人も市内を歩き、核兵器廃絶を訴えた。3団体は原爆慰霊碑前に集結。代表者が献花し、全員で黙とうした。(岡田浩平)

(2011年8月4日朝刊掲載)

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