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広島の3団体が中電に説明要請 島根原発虚偽記録

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の低レベル放射性廃棄物の処理をめぐる虚偽記録問題で、原発に反対する広島市内の市民グループ3団体が14日、原因の説明や2号機の再稼働申請取り下げなどを中電に要請した。

 「上関原発止めよう!広島ネットワーク」(広島市西区)の木原省治共同代表たち8人が本社を訪れ、広報部門の担当者に申し入れ書を手渡した。木原氏は2010年の点検不備問題を踏まえ「体質が改善されていない。2号機再稼働の審査どころではない」と申請の取り下げを求めた。

 中電の担当者は「原因究明を徹底し、再発防止策を策定する。2号機は重要な電源で、審査は当然続けていく」と応じた。

(2015年7月15日朝刊掲載)

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