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平和の鐘「心込め打つ」 広島の8・6式典 遺族代表ら会見

 被爆70年の8月6日に広島市中区の平和記念公園で営まれる原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)で、遺族代表として「平和の鐘」を突くなどする4人が15日、市役所で記者会見した。

 式典では、米国が原爆を投下した午前8時15分、遺族代表の酒販業事務員、仲川弘美さん(38)=中区=と、こども代表の段原小6年東川悠輝君(12)=南区=が平和の鐘を突き、参列者全員で黙とうする。

 松井一実市長が平和宣言。白島小6年桑原悠露君(11)=中区=と矢野南小6年細川友花さん(11)=安芸区=が「平和への誓い」を読む。

 東川君は「鐘の音がみんなの心に響くよう、心を込めて打ちたい」と話した。

(2015年7月16日朝刊掲載)

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