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平和な世界求めて 原水禁系ナガサキ世界大会スタート

■記者 道面雅量

 原水禁国民会議系の被爆63周年原水爆禁止世界大会・長崎が7日、「核兵器廃絶2008平和ナガサキ大会」で開幕した。原水禁と連合、核禁会議の共催。長崎市内の体育館に約4200人が集まり、核廃絶を促す国際世論の盛り上げを誓った。

 連合の古賀伸明事務局長が「2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議を成功させ、2020年の核廃絶を実現しよう」と呼び掛けた。今月、スイスの国連欧州本部へ核廃絶を願う署名を届ける「高校生平和大使」の江里口泰子さん(18)=長崎県平戸市=が「『微力だけど無力じゃない』を合言葉に平和活動を続ける」と決意表明した。

 8日は脱原発などをテーマに分科会を開く。日本原水協系の世界大会・長崎も始まる。 

(2008年8月8日朝刊掲載)

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