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8・6式典 米首席公使出席と発表

 在日米大使館は4日、6日に開かれる広島市の平和記念式典にジェームス・ズムワルト駐日首席公使が米政府代表として参列すると発表した。

 ズムワルト首席公使は、大使館報道部を通じて「オバマ大統領が掲げる核兵器のない世界の実現という目標に向け、引き続き日本と協力できると期待している」との談話を出した。昨年、初の政府代表として参列したジョン・ルース駐日大使は日程調整が付かず、当日は日本にいないという。

 広島市はまた、式典へ新たにメキシコも出席を表明するなどし、参列国は前回2日の発表から2カ国増え、67カ国と欧州連合(EU)となったと発表した。核保有国では米国、英国、ロシア、フランスの4カ国が参列。中国、パキスタン、インドは欠席する。事実上の核保有国のイスラエルは参列。北朝鮮からは回答がない。(田中美千子)

(2011年8月5日朝刊掲載)

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