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3野党「安保法案廃案に全力」 松江で合同演説会

 安全保障関連法案が衆院を通過した16日、民主、共産、社民の各党県組織は法案成立に反対する合同演説会をJR松江駅(松江市)近くで開いた。

 社民党県連合の細田実幹事長は「法案の危険性に対する国民の理解が深まらないうちに採決しようという、安倍政権の姿勢に強く抗議する」と訴えた。

 民主党県連の岩田浩岳幹事長は「法案は立憲主義という国の形をゆがめる。国民一人一人が声を上げ、厳しい世論を政権に突き付けよう」と呼び掛けた。

 共産党県委員会の大国陽介県議は「ここまで憲法違反を指摘された法案がこれまであっただろうか。廃案に向けて全力を挙げる」と語気を強めた。

 3党が同法案に反対する合同演説会を県内で開くのは、3日に続き2回目。3党の県議や市議9人が参加し、約70人が耳を傾けた。(秋吉正哉)

(2015年7月18日朝刊掲載)

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