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　東日本大震災の犠牲者に思いをはせるコンサートが８月８日正午から、福山市駅家町のカフェ・ドゥ・ララである。市民が多彩なジャンルの音楽を披露し、宮城県から震災で娘を亡くした母親たちも参加する。

　福山市や三次市の１０余りの個人やグループが、ジャズやクラシックなどの計約５０曲を歌ったり、バイオリンやピアノで奏でたりする。震災で幼稚園児だった娘を亡くした母親たちも参加する。

　１８日には、出演者やボランティア約１０人が、同カフェで合唱の練習をした。主催する同カフェオーナー村田民雄さん（６７）は「被災者と思いを共有できる場にしたい」と願っていた。

　参加費１人千円（１ドリンク付き）。同カフェＴｅｌ０８４（９７６）６９９９。（小林可奈）

（２０１５年７月１９日朝刊掲載）