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参列席全面覆う テント設営開始 被爆70年8・6式典会場

 広島市は21日、被爆70年の8月6日に開く平和記念式典の会場設営を平和記念公園(中区)で始めた。暑さ対策として、ことしから大型テント52張りで座席のほぼ全面を覆うため、例年より1週間早く取り掛かった。

 市の委託業者約20人が作業。中央参道に据えたクレーンで10メートル四方の大型テントをつるし、芝生の上に設置していった。

 市は昨年まで、原爆資料館前や東西の通路に置いた重機から届く会場の後ろ側の座席を中心に、大型テント32張りを立てていた。昨年度に2400万円をかけ、中央参道の舗装を33年ぶりに改修。重機が通れる強度に高め、1万1千席のうち9500席分のテントを張れるようになった。献花台などを置き5日までに設営を終える予定。

 観光で訪れた滋賀県彦根市の会社員近藤修功さん(47)は「初めて式典に参列しようと思う。国の守り方を含め、平和の在り方をしっかりと考える機会にしたい」と話した。(川手寿志)

(2015年7月22日朝刊掲載)

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