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平和願う心 演奏で一つに 岡山で集会 190人参加

 核兵器のない平和な世界の実現について考える集会「平和のひろば」が21日、岡山市北区のオルガホールであり、親子連れや被爆者約190人が参加した。今春に米国であった核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ渡米した、おかやまコープの組合員が現地の活動を報告した。

 渡米団を代表して岡城祐子さん(49)=北区=が被爆者の証言活動をサポートした様子などを写真を交えて報告。現地の高校生から「女性の被爆者もいるのか」という質問が出たことを紹介し、「原爆を知らない人が増えている」と継承活動の重要性を訴えた。

 集会はおかやまコープ主催。来場者全員が打楽器を演奏するイベントもあり、被爆者と子どもが心を通わせていた。渡米団に加わったという金高さおりさん(49)=井原市美星町=は「被爆体験を聞き、きちんと伝えないといけないと再確認できた」と話していた。(永山啓一)

(2015年7月22日朝刊掲載)

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