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島根大教員らが安保法案に反対 松江

 安全保障関連法案の廃案を訴える島根大の教員や退職教員、学生たちが21日、同大松江キャンパス(松江市)の広場で緊急集会を開いた。約150人が反対の声を上げた=写真。

 教員の有志が主催。集会では、同大法文学部の黒沢修一郎講師(憲法学)が「軽々しく憲法解釈を変えることは許されない」と廃案を主張。ゲストとして参加した県立大総合政策学部(浜田市)の岡本寛講師(同)も「憲法がうたう平和主義の原則が吹き飛ぶ法案だ。憲法学者として許せない」と訴えた。

 最後に廃案の実現を目指す集会声明を採択。島根大教育学部4年の永井慶彦さん(21)は「国会中継を見ても、中身がよく分からない。廃案にすべきだ」と話した。

(2015年7月22日朝刊掲載)

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