×

ニュース

島根原発廃炉を僧侶ら申し入れ 島根県や松江市に

 脱原発などを訴え全国を歩く「命の行進」を続ける日本山妙法寺(東京)の僧侶や支援者たち12人が23日、中国電力島根原子力発電所のある松江市を訪れた。

 うちわ太鼓をたたきながら市内を行進。県庁と市役所を訪ね、島根原発の廃炉を申し入れた。申し入れ書では原発を「島根での生活を思い描けない大きな不安」と指摘。原発再稼働をめぐる議論で「衆院での安全保障関連法案の強行採決と同じように、国の判断は国民の意見を反映していない」と主張した。

 行進は3月5日に福島県でスタートし、原発の立地自治体などを巡る。24日には島根原発前で廃炉を祈念する断食の座り込みをし、8月6日には広島市中区で平和記念式典に参列する予定。

(2015年7月24日朝刊掲載)

年別アーカイブ