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若者が感じるフクシマの今 広島市西区で25・26日上映

 広島市西区の横川シネマで25、26の両日、若者の姿を通じて福島第1原発事故の被災地の今を伝えるドキュメンタリー映画「種まきうさぎ」の先行上映会がある。県内の高校生や教職員たちでつくる実行委員会主催。

 内部被曝(ひばく)による健康影響を不安に感じながら漁業、農業の復興を目指す福島の若者や、核被害の実態を学ぶ東京、広島の高校生たち10歳代の心模様に迫り、フクシマから「核のない世の中」を訴えている。6月に完成した87分。

 実行委に加わる広島高校生平和ゼミナールのメンバーで、広島国際学院高2年の日野祥子さん(16)は「特に若い世代が見て刺激を受けてほしい」と話す。両日とも午前10時半、午後1時半、4時半、7時の4回上映。一般1500円、高校生以下500円。実行委Tel082(285)8165。

(2015年7月24日朝刊掲載)

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