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「被爆者に心寄せ 子どもたち熱演」 創作劇「ヒロシマの孫たち」 プロデューサー語る

 広島の子どもによる被爆者へのインタビューを基にした創作劇「ヒロシマの孫たち」が8月6~8日、広島市中区のJMSアステールプラザで上演される。プロデューサーで、英国から来日したマリゴールド・ヒューズさん(35)が23日、市役所で記者会見し、抱負を語った。

 小中学生たち20人が参加。被爆者18人から聞き取った体験談を一つのストーリーに紡ぎ、演じる。

 ロンドン大空襲の体験談を基にした作品で知られる「ロンドン・バブル・シアター・カンパニー」が、被爆70年の節目にヒロシマ版を企画。マリゴールドさんは「被爆者に心を寄せて演じる子どもたちの姿を見てほしい」と呼び掛けた。

 8月6、7日はそれぞれ午後7時、8日は午後1時、同5時の開演。大人1800円、高校生以下千円。子どもコミュニティネットひろしまTel082(231)8015。(西村文)

(2015年7月24日朝刊掲載)

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