因島空襲 資料は語る あす 2度目から70年 尾道
15年7月29日
1945年3月と7月の2度にわたる尾道市因島の空襲は、軍需工場を破壊し、民間人も巻き込みながら、公の記録にその惨禍は詳しくない。この夏、中国新聞の取材で、当時の様子が克明に分かる警防団日誌や英国人捕虜の日記など、貴重な資料が見つかった。また、日立造船(本社大阪市)は取材に対し、空襲後の因島の工場の写真を公開した。2度目の空襲から28日で70年。捕虜の日常が分かるスケッチ、破壊された船舶の写真などを紹介する。(新山京子)
(2015年7月27日朝刊掲載)
(2015年7月27日朝刊掲載)