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反核訴え島根県内リレー 平和の火 島根県津和野を出発

 核兵器廃絶や脱原発などを訴えて島根県内を走り継ぐ「反核平和の火リレー」が30日、津和野町を出発した。

 第1走者の津和野町職員三浦翔さん(22)が「原爆投下から70年。核兵器の悲惨さを後世に訴え続けるため、平和の火を走りつなぐ」とあいさつ。広島市中区の平和記念公園の「平和の灯(ともしび)」から採火したトーチを掲げ、同町森村の青野山の麓をスタートした。初日は吉賀町までの34区間57キロを約40人でつないだ。

 労組などでつくる県青年女性平和友好祭実行委員会が実施し、29回目。県庁にゴールする8月6日まで、隠岐諸島を除く県内15市町419キロを約300人で走る。非核三原則の法制化を政府に働き掛けることなどを求める要請書を各市町と県に提出する。(江川裕介)

(2015年7月31日朝刊掲載)

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