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北東アジアの自治体交流を 連合事務総長 島根知事を訪問

 6カ国73自治体が加盟する北東アジア地域自治体連合(韓国・浦項市)の全哉垣(チョン・ジェウォン)事務総長(60)が31日、島根県庁に溝口善兵衛知事を訪れた。

 中国、韓国、ロシアと県内の青年が交流する「2015北東アジア交流の翼inしまね」が31日、始まったのに合わせて来日。「今後も協力を」とあいさつした全事務総長に、溝口知事は「北東アジアが平和で豊かな地域になるよう、皆さんの役割に期待している」と応えた。

 全事務総長は、ロシア・イルクーツク州で来秋予定する同連合20周年記念総会について「(日韓両国の領土問題をめぐり交流が途絶えている)韓国・慶尚北道の知事にも出席を打診している。ぜひ出席を」と呼び掛けた。

 「交流の翼」は4カ国の青年22人が5日までホームステイなどで交流する。

(2015年8月1日朝刊掲載)

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