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詩の朗読や音楽 平和の尊さ訴え 東京でピースヒロシマ

 詩の朗読や音楽を通じて平和の尊さを訴えるイベント「ピースヒロシマ2015」が1日、東京都千代田区であり、約150人が訪れた。首都圏で反核・平和運動に取り組む同実行委員会の主催。

 DJや作家として活躍するロバート・ハリスさん(66)=横浜市=が原爆の悲惨さを伝える自作の詩を朗読し「あの日を忘れてはいけない」と呼び掛けた。ミュージシャンたちは平和への願いを込めた曲を披露。広島市佐伯区の森下弘さん(84)による被爆体験の証言もあった。

 渋谷区の古書店経営、山路和広さん(40)は「戦争の怖さをあらためて感じた」と話していた。ことしで8回目。会場で集めた募金は広島原爆被爆者援護事業団に寄付する。

(2015年8月2日朝刊掲載)

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