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連鶴折り 平和願って 公民館企画に親子参加 祈りの夏 広島市南区

 1枚の折り紙から複数の鶴を折る「連鶴」を親子で作るイベントが7月31日、広島市南区の仁保公民館であった。親子で平和を考えるきっかけにと、被爆70年を機に公民館が初めて企画した。

 4組の親子が参加し、地元で連鶴作りを教える南区の松本紀子さん(75)の説明を聞きながら挑戦。大きな鶴の両羽に小さな鶴が1羽ずつ連なる連鶴を作った。

 完成した連鶴には、「戦争がなくなってほしい」「子どもに平和な世界を生きてほしい」などのメッセージを添えて館内に展示した。南区の仁保小3年山崎実結さん(9)は「平和な毎日でありますようにとの気持ちを込めて折った」と話していた。(今井裕希)

(2015年8月2日セレクト掲載)

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